統合失調症とは

統合失調症のイメージ画像

自分の周辺が、だんだんと不気味で怪しい世界に変化し、誰も信用できなくなってしまったら?これは統合失調症の患者さんが生きている世界です。

統合失調症は青年期に発症することが多い疾患です。脳内神経ネットワークの障害により、思考や行動、感情をまとめていく能力が低下し、自分と他人の境界認識が曖昧になり、自分で思考しているという認識が弱くなり、他人にあやつられている、考えていることが他人に筒抜けになる、他人が自分の思考を抜き取られるといった、「自我障害」を生じます。そこに幻覚や妄想といった特徴的な精神症状が現れ、日常生活に支障を来すようになります。

症状

① 陽性症状 ②陰性症状 ③認知機能障害に分けられます。

①陽性症状

脳内にドーパミンという物質が過剰に分泌されている状態です。

②陰性症状

③認知機能障害

治療と経過